近年は人気アニメ『ガールズ&パンツァー』の舞台としても知られ、作品とのコラボによる町おこしが話題になったことでも有名な大洗。
岩礁に立つ鳥居が印象的な大洗磯前神社や、家族で楽しめる大型水族館など、見どころも豊富。
そんな大洗を、2026年10月にダイヤ改正された町内循環バス「うみまちライン」で巡りました。
はじめに 旅の概要
観光ルート
見どころ満載、大満足間違いなしの今回のルート。大洗の名所をしっかり押さえています。
うみまちラインに乗って大洗駅を出発!まずはアクアワールド大洗へ。
かっこいいサメやかわいいペンギンたち、イルカのショーに大興奮!
2時間ほど観光したらうみまちラインで大崎シーサイドステーションに移動。
ランチは大崎シーサイドステーションの人気店、お魚天国であんこう鍋を頂きます。
1人前からでも食べられるので一人旅でも安心。
ファンの聖地ガルパンギャラリーもシーサイドステーションにあります。
食後は海沿いのお散歩を楽しみながらめんたいパーク大洗、そして大洗漁港へ。(約1キロ、15分)
その後うみまちラインに乗って、大崎磯前神社、大崎マリンタワーを巡り、大洗駅に戻ります。
うみまちラインはおおむね1時間に1本のペースで町内を循環。観光時間を調整しつつ一部は徒歩で移動することで、主要な観光地をしっかり回ります。
町内循環バス(うみまちライン)って?
大洗町内を巡回する「うみまちライン」。2026年10月にルートが再編されますます便利になりました。
今回使ったのは観光ルート。主要な観光地を巡る、旅行者にとってありがたいルートです。


一日フリー乗車券
うみまちラインで大洗を観光するなら一日フリー乗車券(500円)が欠かせません!
通常運賃は1乗車あたり200円なので、3回以上乗るならフリー乗車券の方がお得。
さらに割引券つきなので3回乗らなくてもお得になる場合も。
車内でも購入可能ですので運転手さんに声をかけてください。

午前:大洗駅から
スタート地点は大洗駅
東京を出発し、水戸駅で大洗鹿島線に乗り換え、大洗についたのが8時32分。
駅構内からガルパンのキャラたちのお出迎えで、気分が上がります!

外には記念撮影用のガルパン看板。

ぜひ記念撮影を!

待つこと数分、バスがやってきました。今日はこちらのバスで大洗を巡ります!
第1便、8時40分に大洗駅を出発です!

海沿いを走るうみまちライン「観光ルート」。海を見ているとテンション上がります!
アクアワールド大洗
20分ほどでアクアワールド大洗に到着。
イルカ像がお出迎え。立派な建物ですね!

アクアワールド大洗ってどんなところ?
アクアワールド大洗は65の展示水槽に約580種68,000点の生物を展示する日本トップクラスの大型水族館。
8つのゾーンに分かれていて、それぞれがユニークで充実の展示内容です。
特にサメの展示に力を入れており約60種、日本一の展示数を誇ります。

チケット売り場にはガルパンのキャラ看板が。
こちらのキャラ「お銀」は、大洗女子学園の「サメさんチーム」のリーダーです!
サメで有名なアクアワールドだからこのキャラ看板なのですね!

入場したらまずスケジュールを確認。
10時からのイルカ・アシカオーシャンライブと10時40分のペンギンお散歩タイムを見る予定です。

天井を見上げるとセミクジラの骨格標本。圧倒的な大きさですね。
出会いの海ゾーン

入場して最初にある「出会いの海ゾーン」。大洗近海の生き物たちが展示されています。タンクの上にはお魚の種類と解説があります。

出会いの海ゾーンを進むと、見えてくるのが「出会いの海の大水槽」。アクアワールドの目玉の一つです。
約80種、2万匹近くが泳ぐ姿はまさに圧巻!思わず見とれてしまう大迫力です。

いわしの大群は見どころの一つ。キラキラ輝いていて神秘的ですね。

まさに別世界。吸い込まれそうな青色と輝く水面に海の底から見上げているような錯覚を覚えます。
悠久の海ゾーン
フロアを上がると悠久の海ゾーンです。こちらにはアクアワールドの目玉の一つ、世界のサメが展示されています。

悠久の海ゾーンではフロアを取り囲むように水槽が並んでいます。正面奥に見える大きな水槽は「サンゴ礁の海」


様々な種類のサメが展示されています。


熱帯のきれいなサンゴ礁と色とりどりの魚たち。見ているだけで心が癒されます。
驚きの海ゾーン

驚きの海ゾーンのオーシャンシアターでは大人気のイルカ・アシカショーが行われています。

ショー開始の10分前くらいにオーシャンシアターに入りました。予約不要の一般席は8割くらいが埋まっていました。

ショーが始まりました!インストラクターのお兄さんの軽快なトークに乗って会場が盛り上がっていきます。
メインステージでアシカ君の決めポーズ!

イルカさんは3頭出演していました。泳いでジャンプして水しぶきが飛び散って、大盛り上がりです!

アシカ君とイルカさん、最後に共演のキス!仲良しですね。

驚きの海ゾーンには屋外テラスもあり、フンボルトペンギン、カリフォルニアアシカ、そしてミナミアメリカオットセイがいました。こちらではペンギンのお散歩タイムがあります。

天気が良く、大盛況のペンギンお散歩タイム。

滑り台も滑らずにヨチヨチ歩いていました。近くで見られるのが良いですね。可愛かったです!
たくさんのお魚、海の生き物を見て大満足でアクアワールドを後にします。
第3便、11時8分のバスで大洗シーサイドステーションに向かいます。
ランチタイム
大洗シーサイドステーション
バスに揺られること15分ほどで大洗シーサイドステーションに到着。

全体的に閑散としていて、マリンタワー側の一角だけが賑わっていました。この日は何やらイベントをやっていました。

大洗の土産物、地元野菜等の特産品が買える大洗まいわい市場。

ガルパンファンにはおなじみのエレベーター。劇場版冒頭の市街戦で知波単学園の福ちゃんが戦車で降りたところですね!
おなかがすいてきました。大洗と言えばあんこう鍋!

こちらのお魚天国は大洗で人気の海鮮のお店。漁港エリアには同じ系列の食事処と回転ずしがあります。
こちらの店舗ではあんこう鍋が1人前から食べられるとのことでやってきました。

早速注文。待つこと数分でやってきました。
このボリュームで1人前。ぷりぷりの切り身がたくさん!さらに肝や皮も入っていました。

大洗の2大名物、あんこう鍋とガルパンのコラボです。

おいしく出来上がりました!昼間からあんこう鍋とビールの組み合わせは控え目に言って神です。

もちろん、〆の雑炊セットも。お漬物がついていてうれしい。
Girls and Panzer Gallery(ガルパンギャラリー)

ガルパンファンとしては忘れてはならないのがシーサイドステーションにあるガルパンギャラリー。入り口からテンション上がります!

中に入ると、大洗女子の他、各校メンバーがお出迎え。店内は物販エリアと展示エリアに分かれています。

アクスタ、ワッペン、キーホルダーなどなど、充実の品ぞろえ。秋山殿が少ない!すぐに売れちゃうんだろうな・・。

カメさんチーム(生徒会)の面々。実は3人とも水戸出身です。黄門様ご一行のコスプレが似合っていますね。

シーサイドステーションの外壁にはガルパンの看板が。アンコウチームとアリクイさんチームでした。
午後:観光名所がめじろ押し!
めんたいパーク大洗
次に目指すのはかねふくめんたいパーク。
ランチタイムにあたる第4便と第5便の間、バスも休み時間なのでのんびり歩いて向かいます。
途中、大洗町民の台所、大型スーパーセイミヤを横目に見ながら進みます。大洗マリンタワーもすぐ近く。


セイミヤの駐車場にもガルパンの看板。どこに行っても大洗女子の面々から歓迎してもらえます。

10分強でめんたいパーク大洗に到着。屋根からお出迎えしてくれるのは「タラピヨ」です。

入ってすぐに試食販売。おいしいのは知っているけどついつい手が伸びます。(そして財布のひもが緩みます)

フードコーナーもあります。もちろんメニューは明太子。

無料なのに充実の工場見学。明太子の世界へLet’s Go!

屋根の上にいためんたいこキャラがお出迎え。名前は「タラピヨ」

明太子について学びながらトンネルを進みます。スケソウダラ以外の卵も使われているらしい。


作業中の工場内部を間近に見ることができます。製造工程もばっちりわかりますね。

てきぱき働く皆さん。おいしい明太子が出来上がっていきます。

工場見学スペースは大型滑り台があるキッズランドになっています。子どもたちも大満足。みんな楽しそう!(もちろん無料)

眺めているだけでも楽しい明太レシピの数々。これを見るとお土産に明太子を買いたくなりますね。
大洗漁港
めんたいパークから海沿いをさらに7分ほど歩いた先に大洗漁港があります。

海を目の前にすると、一気に旅情を感じるのは私だけではないはず・・。遠くに来たなあと思ってしまいます。


この時間の港はとても静か。風の音が心地よく感じます。

漁港の周りには飲食店がたくさんあるので、こちらでランチでも良いですね。駐車場もあります。

こちらはカニの直売所と食堂が一緒になったかに弥さん。


ここからは第5便、13:53のバスに乗って、大洗磯前神社を目指します。
大洗磯前神社
バスに揺られること約10分。大洗磯前神社に到着です。
読み方は「おおあらいいそさきじんじゃ」。
平安時代(856年)に創建された由緒ある神社です。戦国時代に一度焼失しますが、水戸藩二代目藩主の徳川光圀によって再建が始まり。1690年に本殿、拝殿、随神門が完成しました。
御祭神
御祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)。力を合わせて日本の国づくりを行ったと伝わる神様です。
大己貴命はだいこく様とも言われ、因幡の白兎の神話に出てくる神様として有名です。
因幡の白兎
ワニ(サメ)をだまして海を渡ろうとした白兎、ワニにばれて毛皮をむしり取られてしまいます。苦しんでいる白兎に八十神たち(大己貴命の兄神)は塩水で体を洗い日光を浴びると良いと嘘を教えます。もちろん傷は悪化、さらに苦しむことになる白兎ですが、そこに現れたのが大己貴命。白兎に川の水で体を洗って、蒲(がま)の穂の花粉をつけると傷がいえると教えます。
少彦名命は神話に出てくる小さな神様で、古事記によれば小さな船に乗って波の向こうからやってきたとされています。一寸法師のモデルになったと言われています。
大国主命(=大己貴命)と一緒に日本の国造りをする神様で、医薬や温泉の神様としても知られています。日本神話きっての名コンビであるこの2人の神様は、全国の神社で一緒に祀られていることが多いです。

大洗磯前神社のシンボル、大鳥居。まっすぐ階段を上がります。


頂上に到着!


立派な門は随神門と言います。歴史を感じさせる落ち着いたたたずまい。門の前には珍しい備前焼の狛犬。



こちらの階段もガルパンファンならおなじみですね。劇場版で大洗女子のあんこうチームとプラウダのカチューシャ、ノンナが戦車で駆け降りるシーンがありました。
神磯の鳥居
大洗磯前神社と言えば、波が打ちつける岩礁の上に立つ神磯の鳥居が有名ですね。
よく見るのは太陽を背負った写真ですが、あれらはすべて日の出の風景。夕日ではないのでお間違え無く。

神磯の鳥居へは、大鳥居の真正面にあるこの通路を進みます。

神磯は御祭神が降臨されたと伝わる磯です。禁足地となっていますのでもちろん渡れません。

穏やかな雰囲気が漂っています。海を眺めてのんびり過ごすのもいいですね。

鳥居が見られるテラスもあります。記念撮影スポットとしても良いですね。
ガルパン休憩所
町中ガルパン推しな大洗町。大洗磯前神社のとなりにある「いそや」さんにあるガルパン休憩所はファンの憩いの場所になっています。


こちらの休憩施設は大洗女子学園うさぎさんチームの澤ちゃん推しです。

机・いすが歩き疲れた体にとてもありがたい。ファンの皆さんが書いた澤ちゃんが壁一面に飾られています。
皆さんのメッセージを見ると澤ちゃん愛が伝わってきます!
15時1分、第6便のバスに乗り大崎磯前神社を後にします。次に目指すのは大洗マリンタワーです。
大洗マリンタワー

こちらは漁港の近くのガソリンスタンド。ガルパン看板を見ながらバスが進むこと数分、大洗マリンタワーに到着。

青空にまっすぐ伸びる大洗マリンタワー。ガルパンでおなじみの光景ですね。


手作り感満載で味があるホワイトボード看板。

ショップにはガルパンコーナーがありますが、品ぞろえは控え目。Tシャツが中心でした。
ガルパン喫茶 Panzer Vor

ガルパン喫茶にやってきました。Panzer Vorとは「戦車前進!」の意味で、隊長が部隊に指示する際の掛け声です。
セントグロリアーナと大洗女子の暖簾が良いですね。

店内には多数のグッズと壁の展示、そしてBGMはガルパンのドラマCD。世界観にどっぷり浸れます。
もちろん、海を見下ろすロケーションなので、海を眺めて学園艦がいる世界を妄想するところまでがセットです。


ドリンク類も充実。ホット、コールドドリンク各種の他、アイスの乗ったフロートも。もちろんセントグロリアーナの紅茶も各種揃っています。

こちらは一部だけですが、食事メニューが意外と充実。大洗女子の学食メニューとアンツィオの屋台ごはんが食べられるなんてファンにはたまりません!他にもサンダースバーガーなんかもありますよ。
展望台

ガルパン喫茶から1フロア上がると展望フロアです。

眼下に広がる太平洋。

フェリーが泊まっているのが見えます。船体には太陽のマーク。大洗と北海道苫小牧を17時間45分で結ぶさんふらわあ号です。
大洗駅
時刻は夕方4時。マリンタワーから第7便(16時04分発)に乗って大洗駅に帰ってきました。

大洗の目の前に広がる鹿島灘がカジキマグロの日本有数の漁場で、大洗はカジキマグロでも有名です。今回は訪問しませんでしたが、大洗カジキミュージアムもありますよ。
最後に
東京から90分程度で行ける海辺のまちにはたくさんの魅力が詰まっていました。今日の一日を思い出しながら、帰路につきます。
帰りはガルパンのラッピングが施された大洗鹿島線に乗車できました。



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