常に人気観光地の上位に入る浅草エリア。定番スポットの浅草寺の他にも見どころがたくさん!古くから続く風情ある街並みは、地元グルメを味わいながらの散策やおみやげ探しにもぴったり。さらに、花火大会で有名な隅田川や東京スカイツリーも徒歩圏内。
この記事では、浅草観光を効率よく楽しむためのスポットをまとめています。ぜひ参考にして、浅草での素敵な時間を楽しんでください。
目安時間
浅草寺:60分~90分 仲見世通りでのグルメ・買い物や御朱印に並ぶ時間次第
周辺散策:60分~120分 見どころが多く、カフェの時間もとると2時間くらい
トータルで3時間あればかなりしっかりと回れます!午前を浅草観光に充て、午後にスカイツリー観光も可能です。もちろん、浅草エリアだけでゆっくりと一日かけても充実した時間が過ごせます!
アクセス
浅草エリアの最寄り駅は以下の鉄道各社の浅草駅。(浅草橋駅ではないので要注意!)
東京メトロ銀座線
都営浅草線
東武スカイツリーライン
つくばエクスプレス

浅草文化観光センター

浅草観光はまずここから!ぜひ訪れてほしい穴場スポット No.1 の浅草文化観光センターです。8階には無料の展望テラスがあり、眼下に見下ろす浅草寺や空高く伸びる東京スカイツリーは一見の価値あり!展望テラスは夜10時まで開いているため、ライトアップされた浅草寺や東京スカイツリーの幻想的な夜景も楽しめます。浅草観光の際には、忘れずに立ち寄ってくださいね。
また、事前予約をすれば、日本語・英語・中国語・韓国語の4か国語による無料の観光案内を受けられるほか、外貨両替所や授乳室、喫茶室も整備されており、観光拠点として非常に便利です。



浅草文化観光センター
| 住所 | 東京都台東区雷門2-18-9 |
| 営業時間 | 9:00-20:00 8階カフェは19:30ラストオーダー。 展望テラスは22:00まで。 |
| 観光案内 (詳細) | 詳細はこちらのサイトをご確認ください。 台東区観光ボランティアガイドによるガイドツアーのご案内 台東区ホームページ |
浅草寺-雷門や仲見世だけじゃない!見どころ満載の浅草のシンボル!
浅草寺の創建は628年!なんと飛鳥時代までさかのぼります。
伝説によると、二人の漁師の兄弟が隅田川で観世音菩薩の像を発見し、当時のこの地域の長がその尊さを悟って自宅を寺に改め、像を祀ったことが浅草寺の始まりとされています。
創建の伝説やその後の浅草寺の発展については仲見世通りを進んで宝蔵門の手前左側に詳しい展示説明がありますので、ぜひ見てください!

それでは浅草寺の見どころを紹介していきますね!
雷門(風雷神門)

皆さんテレビなどで一度は見たことがあるおなじみの雷門。巨大な赤い提灯が目を引く浅草観光で外せないフォトスポットです。門の左右には、風神と雷神の像が安置されています。
提灯に書かれた大きな「雷門」の文字。実は「雷門」は通称で、正式名称は「風雷神門」。提灯の裏面にしっかりと書かれています。




雷門の後ろ側には天龍像、金龍像が祀られています。浅草寺の山号、金龍山にちなんで龍神を天龍・金龍の男女2体に擬人化したものです。
門をくぐって奥に進むと、さまざまなお店が軒を連ねる仲見世通りへと続きます。
仲見世 -日本最古の商店街-


統一された看板と春の桜や秋のもみじなど四季折々の装飾が美しい仲見世通り。
その場で食べられるテイクアウトグルメをはじめ、和菓子や雑貨などお土産にぴったりの商品を扱う店舗が約90軒あります。
魅力的なお店が多く時間が足りなくなりそうですが、お勧めはあづまのきびだんご。小ぶりで食べやすく、口の中に広がるやさしい甘さと柔らかい触感が癖になるおいしさです。ぜひお試しあれ!


仲見世シャッター壁画:浅草絵巻



朝の澄んだ空気の中の参拝や、夜の幻想的なライトアップも浅草寺の魅力のひとつ。
そしてこの時間帯ならではの楽しみがもうひとつ。仲見世通りのシャッターに描かれている、浅草の歴史と四季折々の伝統行事を表現した「浅草絵巻」です。
この時間だからこそ見られる素晴らしい作品、ぜひゆっくり味わってください。
宝蔵門

仲見世を進むと見えてくる立派な楼門が宝蔵門です。門の両端に仁王像が安置されていることからもともと仁王門と呼ばれていましたが、国の重要文化財である「元版一切経」の他、伝来の経典などを収蔵しているため1964年に宝蔵門と改称されました。


宝蔵門の背面には大わらじが奉納されています。なぜわらじ?と疑問がわきますが、この大わらじは仁王様のお力を表し、「このような大きなわらじを履くものがこの寺を守っているのか」と魔が立ち去ると言われています。
山形県村山市から10年ごとに奉納されており、今のわらじは8代目です。



宝蔵門に祀られている仁王像。左の口を開いているのが阿形像、右の口を閉じているのが吽形像です。阿吽の呼吸の阿と吽ですね。一般的には仁王像と呼ばれますが、正式には「金剛力士像」と言います。
本堂

本堂には、浅草寺の御本尊である聖観世音菩薩像が安置されていることから観音堂とも呼ばれています。午前6時(10月~3月は午前6時30分)、午前10時、午後2時には定時法要が行われています。
現在の建物は第二次世界大戦後に再建されたものですが、伝統的な寺院建築を忠実に踏襲し、かつての厳かな趣を保っています。この場所は今も浅草寺の精神的中心であり、長い年月にわたる信仰が寺のあり方や日々の儀礼を形作り続けています。

浅草寺のお水舎は八角形御影石造りのお台座の上に高村光雲作の龍神像を祀っています。天井にも龍の絵が祀ってあります。
お参りの前にはお水舎で身を清めます。


本堂の前には大きな香炉(常香炉)が置かれています。雨の日も大丈夫なように大きな屋根がついており、いつも煙が立ち込めています。
体の悪いところにたっぷり煙を浴びてお線香の香りで心を落ち着けたらいよいよ参拝です。

本堂の中は内陣と外陣に分かれています。外陣は天井まで約10mある大きな空間で、印象的な朱色の柱が立ち並び、お香の香りが漂う神聖な雰囲気に包まれています。
正面には「菩薩が衆生(生き物全て)の恐れの心を取り去って救うこと」を意味する「施無畏」と書かれた大きな額が掲げられています。
天井にある3面の大きな絵は、中央が川端龍子画「龍之図」、左右が堂本印象画「天人之図」「散華之図」です。
奥の内陣には御宮殿(ごくうでん)が見え、定時法要の時間には読経が行われています。
五重塔

宝蔵門の西側に立つ五重塔は、浅草寺を代表する景観のひとつ。外から見ると地面から立っているように見えますが、実際には建物の上に立っています。
残念ながら中に入ることはできませんが、最上階には1966年にスリランカのイスルムニヤ寺院から奉納された仏舎利が安置されています。


夏の夜、五重塔とスカイツリーを見上げながら芝生でおしゃべりして過ごす、なんてこともできますよ。
夜の浅草寺、かなりお勧めです!
影向堂 -浅草寺の御朱印はこちら-

本堂から西側(左側)へ進むと見えてくる朱色のお堂が影向堂です。
影向堂では浅草寺の御朱印を授かることができ、浅草寺のご本尊である観世音菩薩の御朱印のほか、七福神の大黒天様が祀られていることから大黒天様の御朱印も授かれます(お納め金500円)。



影向堂は1994年に建てられた比較的新しい建物ですが、周囲には緑が多くまた錦鯉の泳ぐ池や東京で最も古い石橋などがあり、仲見世や本堂の賑わいとは異なる落ち着いた雰囲気が漂っています。
静けさの中で浅草寺の歴史と趣を感じられる、心安らぐスポットです。
二天門



二天門は本堂の東側に建つ朱色の門で、重要文化財に指定されています。仏教で四方を守護する四天王のうち、増長天(左)と持国天(右)の二体がここに安置されています。
二天門をくぐって外へ進むと、ほどなく東京スカイツリーが見えてきます。浅草寺からスカイツリーまでは約1.5キロで、徒歩20分ほどの距離です。



東京スカイツリータウンの詳細はこちらをご覧ください。

浅草神社にも参拝しよう!
浅草に来たら浅草神社にも忘れずにお参りを。浅草寺本堂の東側(二天門との間)に位置し、「三社さま」の名で親しまれる浅草の総鎮守です。
毎年5月に行われる「三社祭」はこの浅草神社のお祭りです。
浅草寺と浅草神社には切っても切れない縁があります。というのも、浅草神社には浅草寺の創建にかかわった3人(檜前浜成・檜前武成・土師真中知)が神様として祀られています。(だから三社さまと呼ばれているのです!)

言い伝えによると、地元の漁師の兄弟・檜前浜成と檜前武成が漁をしていたところ、網に人の形をした像が何度もかかりました。
不思議に思った二人が、この地域で物知りだった土師真中知に相談すると、それは聖観音菩薩像であると教えられ、兄弟はそれ以来、毎日観音像を拝むようになりました。
その後、土師真中知が僧となり自宅を寺とし、これが浅草寺の始まりと言われています。
真中知が亡くなった後、観音菩薩が真中知の子の夢に現れ、真中知・浜成・武成の三人を神として祀るよう告げたと伝えられています。
このお告げに従って三人を祀ったことが、浅草神社の起源とされています。

本堂

夫婦狛犬


鳥居をくぐってすぐ右側にある仲良し夫婦の狛犬。とても愛くるしい表情をしています。
実はしっぽがハート形になっています。夫婦円満や恋愛成就にご利益がありますので、こちらの参拝も忘れずに。
江戸まちめぐり ー地元グルメを満喫しようー
浅草寺・浅草神社の参拝を済ませたら、昔ながらの雰囲気が残る通りを散策してみましょう。
伝法院通り
仲見世通りと浅草六区をつなぎ、地元グルメや専門店が軒を連ねる伝法院通り。平成17年に江戸の街並みが再現され、一層魅力的になった人気の観光スポットです。



浅草ミンチ
| 名前 | 浅草ミンチ |
| 住所 | 東京都台東区浅草2-3-3 |
| 営業時間 | 午前9時~午後7時 |
| 備考 | イートインスペースが店の近くにあります(食べ歩き禁止) |
また、夜の伝法院は街灯に明かりが灯り、昼間とは違った魅力を見せてくれます。
街灯には江戸時代に流行した言葉遊び(地口)が書かれ、地口行灯と呼ばれています。


ほろ酔い気分での夜のお散歩も旅の良い思い出になりそうですね。
西参道

浅草寺本堂を西(向かって左側)に進むと見えてくる歌舞伎座のような建物が西参道です。入り口にはたくさんの幟がたち「お祭り商店街」のコンセプトそのままの大変にぎやかな雰囲気です。本来公道では認められていない木道になっているのも特徴の一つで、これはこの商店街が浅草寺の私道であるため実現しています。


西参道の人気グルメと言えば花月堂のジャンボめろんぱん。大きいけど生地が軽く、ペロリと食べられてしまいます。
この「ふわふわ、サクサク」の秘密は発酵時間。通常、パンの発光時間は40分~60分ですが、花月堂ではなんと3時間!この3倍の発酵時間により「ふわふわ、サクサク」食感を実現しています。
バニラや抹茶のアイスを挟んだものもありますので暑い日にもお勧めです。
浅草花月堂本店
| 店名 | 浅草花月堂本店 |
| 住所 | 東京都台東区浅草2-7-13 |
| 営業時間 | 平日 朝11時~ジャンボめろんぱん完売次第閉店 休日 朝10時~ジャンボめろんぱん完売次第閉店 |
| 定休日 | なし |
西参道の北側、初音小路商店街にある浅草うななの焼きおにぎりも外せない一品。ふっくら柔らかい鰻と香ばしいおにぎりのハーモニーが絶品です。
専用のイートインスペースがあるので雨の日でも安心です。


浅草うなな
| 店名 | 浅草うなな |
| 住所 | 東京都台東区浅草2-7-21 |
| 営業時間 | 平日 9:00-17:30 (土日祝 9:00-18:30) |
| 定休日 | 無休 |
ホッピー通り

伝法院通りにつながるホッピー通りも浅草で外せない観光スポットの1つです。多くの居酒屋が早い時間から営業しており、ランチや歩き疲れたときに立ち寄るのにもぴったりです。
昔ながらの雰囲気が残り、気軽に一杯楽しめる浅草らしいスポットです。

お勧めは「ととや」。
煮込み通りとも言われるホッピー通りで、一風変わった魚料理が売りのお店です。
というのもこちらのお店は、創業150年を誇る豊洲市場の水産仲卸の直営店。そのためとにかく魚メニューが豊富でおいしい!
アルコール類もホッピーはもちろん、ビール、日本酒、焼酎なども豊富。ソフトドリンクもあるのでお子様連れでも安心です。


ととや
| 名前 | ととや |
| 住所 | 東京都台東区浅草2-4-13 |
| 営業時間 | 通常 10:00~23:00 土曜日 9:45~23:00 日曜日 9:00~23:00 |
| 休日 | なし |
おわりに
歴史・文化・グルメ・散策のすべてが魅力にあふれた街、浅草を紹介しました。
仲見世のにぎわいや本堂に漂うお香の香り、懐かしい商店街の風景、それら一つひとつが浅草らしい温かさを感じさせてくれます。
訪れるたびに新しい発見がある“古くて新しい浅草”を歩けば、今回紹介した場所以外にも、心に残る景色や出会いがきっと見つかります。ぜひこの街の空気に触れながら、自分だけの浅草の思い出をたくさん作ってみてください。

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